せどりに古物商は必要なのか?

よく「せどりで古物商は必要なのか?」という質問を目にすることがあります。

ところが「必要だ」という意見がある中で、「必要はない」という意見もあるようなのです。これは一体どういうことなのでしょうか?

そもそも何故このような「状態」となっているのか、というところから始まり、結局必要性という点についてはどうなのか?まで、解説してみたいと思います。

スポンサーリンク

必要だと言われている理由

業として行っている場合は必要

古物商Wikipedia を見てみますと、

>古物営業法に規定される古物を、業として売買または交換する業者・個人のことである。

という記載があります。

例えばサラリーマン等が趣味で手に入れた品を、Amazonやヤフオク等に出品しているくらいであれば、「個人の所有物を処分しているだけです」と主張できるので、「業」とはならないというのが共通認識のようですが、

明らかに利益を得ることを目的として、商品を仕入れ・販売というのを継続的に行っている場合、それは「業」として行っているので、古物商が必要です という判断になるようです。

罰則

そして古物商を持たずに、無許可で営業していた場合には、

・「3年以下の懲役」または「100万円以下の罰金」もしくはその両方

という、決して軽くはない罰則も設けられているのでした。

必要でないと言われている理由

確かにこれだけ見ると「じゃあ私も取らなきゃ」となるところがあると思います。

実際に必要だと主張している方は、こちらの上記の2点を理由に必要だと言っているものと思われます。

しかし例えば、警察の方に「40キロ標識の道路では40キロ以下で走らなければいけないか?」と質問した場合「はい、そうです」と答えるでしょう。

ところが実際問題として、大体の道路は法定速度+10キロくらいで流れていて、むしろ法定速度ピッタリで走っている車の方が珍しいくらいなのが現実なのです。

そういった辺りも、合わせて見ていきます。

そもそも古物商の目的とは

まずは古物商というのが、どのような目的で設けられている制度なのかといいますと、

古物営業法「第1条(目的) この法律は、盗品等の売買の防止、速やかな発見等を図るため、古物営業にかかる業務について必要な規制等を行い、もって窃盗その他の犯罪の防止を図り、およびその被害の迅速な回復に資することを目的とする。」

ということで、そもそもの話でいえば、

実店舗さんが一般のお客さんから買取りを行う場合など、盗品を買い取らないように目を光らせたり、または何かあった場合に備えて、買取りをした方の本人確認、その情報を古物台帳へ記載しておく

といった目的で設けられたものであり、店舗で仕入れたものをAmazonで売るという行為は古物商の本来の目的という観点から見れば、少し意義としては違ってくるのかなと思います。

Amazonでは現状古物商の提示が必須ではない

例えばヤフーショッピングや楽天等で中古を取り扱う場合は、そもそも申し込みの時点で古物商許可証を提出することになっています。

ところがAmazonの場合は、ヤフオク等と同じように、誰でも出品できる形態となっているので、古物商の提出が求められる場面が無い というのが現状となります。

取り締まられた事例はない

「しかし古物商を持たないままAmazonに継続的に出品し続けて、取り締まられないのか?」

という声もあるかと思いますが、こちらもAmazon出品者が古物商を持っていないという理由だけで取り締まられた事例というのは、現在のところ確認されていないようなのです。

それについてネットでいくら調べてみても、「嵐のチケットの高額転売を続けて利益を上げていた」といった悪質なケースのみに対して、古物営業法違反として適用されているようなのでした。

まとめ

法律をガチガチに解釈すれば、取得しなければいけないんだろうし、

でも現実問題として、単なるブックオフ仕入れAmazon出品者が古物商を取得する意義は無く、持っていなかったからといって何かあるかと言えば、今のところは何も無い

つまり40キロ道路を、40キロで走るか50キロくらいで走るか という問題にとても似ているなと思いました。

確かにこのままの状態が今後も同じように続く前提の元でなら、必要ないという意見も間違いではないと思います。

ただ、突然警察の気が変わって、50キロで走っている人をバンバン取り締まる可能性も、無いとは言い切れません。

そもそも古物商という存在自体が、ネットが普及して行く前の、実店舗における買取りや、盗品防止に対して設けられているものだったので、現在はその過渡期にあるものと思います。

従って、これからネット物販時代に合わせた古物商の改正という動きも、これからは考えられてきます。

現状では確かに古物商を持っていなくても不利益になることはないのかもしれませんが、この先も専業としてやって行くんだ ということであれば、取得しておいた方がベターかもしれません。


せどり ブログランキングへ
にほんブログ村 小遣いブログ せどりへ
にほんブログ村

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする