4月に入ってからは毎週のように、どの店舗でも行われていたセールが
ほとんど無くなってしまいました。
厳密に言うとやっている店舗はあったりするのですが、CD500円以下半額だったり
フランチャイズ店?がたまーに開催する程度になってしまったのです。
これは特に、週末副業でやられている方にとっては大打撃だったのではないでしょうか。
週末に確実なまとまった仕入がなくなるということだと思いますので
せどり業界全体の収入源として、ブックオフのセールというものはかなり大きな
ウェイトがあったと思います。
とはいえブックオフが全く値下げしないなら話は別ですが、結局は「ところてん」
というブックオフ用語で言う値下げは通常通り行われるので、
おそらくセールがなくなっても、通常仕入れだけでも大丈夫なのではないだろうかと。
私はそこまで危機感は抱いていませんでした。
それよりもセールが無くなって思うことは
「毎日のせどりがかなり気が楽だ」ということ。
セールに行かなければ他のせどらーさんに取られるだけなので、
嫌でも私は毎週1・2回は行っていました。
下見に出かける時は憂鬱で、着いてから他のせどらーさんもいる中、下見チェック
せどらーさんが増えれば下見中に殺伐とした雰囲気になることもしばしば
「他のせどらーに取られないように自分だけが買おう」と、
色々良からぬことに走るせどらーも少なくはなく、
嫌な思いをすることも度々ありました。
セールがなくなったせどりの日々の中、こんな事を思いました。
「良かった。もうセールに行かなくてもいいんだ」
その日々から解放されるということの解放感は思っていた以上のものがありました。
おそらくこんなのを長く続けていたら精神的に参ってしまっていたかもしれません。
ただ、今となってはいい思い出でもあります。
毎週開催されるセールの店舗とにらめっこをし、なるべく人が来なさそうな
良いセールを狙い、電車に乗ってお店まで行き、色々なところまで出かけて、
時には初めて行くお店で「へぇ~このお店はこんな感じなんだ」と
お店や、初めて訪れる街を見たりすること自体は悪くはありませんでした。
割と嫌な思いもしないで終わる平和なセールもそれなりにありましたので、
これからは基本的に通常仕入れのみで、ちゃんと今までのような売上を残せるのか
そういうせどりをやっていくことになります。