小規模企業共済とは一体何なのか

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概要

税金を納めに行った時など、個人で税金を納めている方はよく目にすると思われる

「小規模企業共済」制度

個人事業主のための退職金制度なんて言われ方もしており、簡単にいうと毎月掛けた

金額が所得から控除され、一定の要件を満たせば受け取り時に掛けた金額も増えて

帰ってくる というものになる。

メリット

メリットについてはどこでも見られて、青色申告会なんかでも聞いたことがあると

思いますのでざっくりと

掛金が全額所得から控除される

これは凄いですよね。まず説明を受ける時に一番初めに言われるのは

このメリットだと思います。

月々の掛け金は1000円~70000円の間で自分で選べる

つまり最高で7万×12か月=84万円の所得控除が可能ということになります。

単純に考えてこれだけの金額を所得から全額引けるのは大きいですよね。

もしサラリーマン等に戻ることになったとしても小規模企業共済は継続できる

あくまでも現時点でのお話ですが、これはネットで調べる限り可能なようです。

ただしある一定の要件を満たしているという条件はつくようですが、

ずっと同じ事業を続けていけるか、誰も分かりませんからね。

もし一般の企業等にお世話になることがあったとしても、ひとまず安心という訳です。

デメリット

基本的には「メリットは見せたいもの」です。「デメリットは見せたくないもの」です。

このデメリットを徹底的に見ていかないことには全体像というものは見えてきません。

20年払い続けてようやくプラスに

単純に20年未満で払うのをやめてしまった場合はマイナスとなってしまいます。

なので掛金を多く設定しようとしている方は要注意!

20年も続けられる小規模な事業の方が圧倒的に少ないと思いますので、掛金の

金額を決める時は慎重に・・・

ちなみに1年未満の解約はなんてのはもってのほか、掛け捨て(1円も戻ってこない)

となってしまいます。

掛け金を減額した場合のデメリット

例えば2016年の私のように、前年度より所得がかなり下がってしまって

「小規模企業共済の掛け金の支払いがキツイな~ やっぱり減額しようかな」

というケースもあると思います。

ところがこの制度では減額という行為に寛容ではありません。

途中で減額してしまうと、減額した部分については全く運用されていない扱いに

なってしまうのです。早い話が損をしてしまいます。

(増額に関しては特にデメリットはありません)

途中解約の場合の受け取り金は一時所得に

途中で解約をすることになってしまっても、掛けた金額の受け取ることが出来ます。

しかし途中解約の場合は、7年未満なら80%というなかなか厳しい数字

その上、この受け取った金額は一時所得という扱い。

つまりこの受け取った分にも税金は掛かってくるのです!

ネットで調べていると「税金の先延ばし」なんて言われ方もしていたりするのですが

こういったことも関係していたりします。

小規模企業共済自体の財政破綻のリスク

「てか20年後もちゃんと変わらないままであるんですよね?」という素朴な疑問が

浮かびますが、可能性としてはかなり低いと思いますが、その可能性も全くない訳では

ありません。

その場合はおそらくある程度減額された形で、今まで掛けていた金額が補填されるという

ことになるのかなと思いますが、これに関しては調べても全く出てきませんでした。

とりあえず万が一そういう事態になった場合の補償みたいなものは期待しない方が

良いかもしれません。

考察

うーむ。とりあえずよくよく見てみると安易に飛びついていいものとは思えなく

なってきました。

特にこの掛け金の金額は、かなり慎重に考えた方が良いと思いました。

「全額控除」という言葉に惑わされ、MAX7万円にして、数年後に支払いに窮する

ことになり、減額するか、20年以内に支払えなくなった方はかなり多いのではないかと

思います。

小規模企業で毎月7万という金額を、20年払い続けることの方が

遥かに難しいですよね。

まず大きなポイントは「自分はずっと個人事業主なのか?」ということ。

まず自分が今後携わっていくビジネスのプランとして、これが固まっているかどうかが

重要です。

もしかなり儲けることが出来て法人成り(法人化)する場合もあるかと思います、

そうなった場合は、個人として小規模企業共済を引き継ぐことは出来るが、

メリットがなくなるといった事象も発生してきます。

普通に毎月7万も掛けれる人であれば、「法人化」しちゃった方がいいんじゃないの?

と、私は税金や会社経営について詳しくはないのですが、思ってしまいます。

儲かってくれば儲かってくるほど、法人化って必須なのでは?

つまりはあくまで「小規模のための企業共済」なので、この制度のメリットを受ける為には

20年以上の小規模宣言をするようなもの ということになります。

まとめ

あくまで「個人事業主として、長い期間同じ金額を払い続けられる自信と決意を

持っている方」が加入するものなのかなと思いました。

個人でやるせどりというビジネスくらいなら、ちょうどうってつけのような気もします。

それなりの収入ですし、もし20年間払い続けれたとしたらメリットを最大限受けることが

出来ますが、

これは本当に、本だったりそのジャンルが好きで続けるせどり業じゃないと

同じような形で何十年と続けて行くことは難しい という風に想像します。

20年払うことを大前提として考え、月々の掛け金を全く無理のない金額に設定し、

確実に元金割れしていない解約手当金を受け取りにいくという手もあると思います。

いづれにしろ、加入するかしないかはよく検討してから決めた方がいいのかなと思いました。

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