2019年3月 WordPressの方ではPHP5.5までのサポートを終了し、最低限必要なPHPを、5.6に引き上げていたようでした。
そんなことはつゆ知らず、ブログを作った時からバージョン更新を完全にほったらかしでここまで来てしまった私は、あることがきっかけで気付くことになります。
目次
気付いた経緯
「BackWPup」というプラグインを久しぶりにいじっていたところ、何かよく分からないエラーが出てしまい、正常ではない状態でした。「WordPressのバージョンが古いのかな?」と、更新かけてみましたところ、
今度は「WordPress 5.〇.〇 は PHP 5.6.20 以降を必要とするため、更新を実行できません」というメッセージが出るという事象が発生してしまいました。
ようするにWordPressの更新をほったらかしにしすぎて、あちこちで不具合が発生してしまっているようなのでした。
PHPのバージョンを更新をするには
「現在のPHPのバージョンは古すぎるので、WordPressをアップグレードしたければ、PHPのバージョンを上げてください」というメッセ―ジのようでした。
WordPress自体の更新を長年やっていないと、このようなことが起きてしまうようです。
作業自体はスムーズにいけば、ものの数分で終わるものでしたが、念の為バックアップを取ってから行った方が良いと思われます!
WordPressのテーマとプラグインを最新版に更新する
PHPのバージョンを更新する為にはまず、「テーマがPHPのバージョンに対応したものなのかの確認」「各プラグインを更新した状態」にする必要があるようです。
確実に1つ1つがPHPのバージョンと対応しているのか確認したい場合は、「PHP Compatibility Checker」というプラグインを使用すれば、
テーマとプラグインが、更新するPHPのバージョンに対応しているのか、確認することができるようです!
Xサーバーの場合、サーバーパネルからおこなう
私の場合は、テーマ自体は最近新しいバージョンに変えていたので、とりあえず使用しているプラグインだけを更新して、PHPを推奨のバージョンに更新してみることにしました。
「サーバーパネル」にログインし、ドメインを対象のサイトにすることも忘れずに、「PHP.ver 切替」を選択
こちらで、推奨されているPHPのバージョンに変更するだけで終了となります!
私が最初やってみたところ、うっかり「500 エラー」を出してしまう
が・・・! 私の場合最初、PHPのバージョンを更新して、自分のサイトを見てみたところ「500 エラー」となってしまい、自分のサイトが見れなくなっていて焦りました!
しかし、すぐにPHPを元のバージョンに戻してみたところ、無事にサイトは見れるようになって、ほっとしました。
私の場合はおそらく、「停止中のプラグインは更新していない」状態でおこなった為、エラーとなってしまったのではないかと思われます。
このように、面倒臭がらずに全選択を押して、全てのプラグインに更新をかけておけば良かったようです。
停止中も含めて、全てのプラグインを更新してから、PHPの7.〇.〇へ更新してみましたところ、エラーになることなく、サイトが問題なく見れるようになりました!
WordPressのアップグレード
これで無事に、WordPress自体のアップグレードもおこなうことができました!
本来の目的であったプラグインの方も、エラーが出ることなく、作業ができるようになりました!
まとめ
WordPressは、日々バージョンが更新されおり、
特に2016年以前に作ったサイトであれば、PHPのバージョン、WordPressのバージョンが古く、サポート外となり、WordPressの更新自体が出来なくなっていたり、プラグインにも影響が出てしまう可能性があるようでした。
しかし、ブログを閲覧する上では、特に問題は起きていなかったようでした。
とはいえ、さらに続けて数年間も放置していたら、何かまた別なバグやエラーが出ていてもおかしくはありませんし、古いバージョンを使用し続けることはセキュリティ上も問題があると指摘されているようです。
WordPressでブログの運営を続けていくのであれば、特にPHPサポート更新についてのニュース等をたまにチェックして、軽く意識しつつ、
せめてサポート対応内のPHPバージョンを、維持し続けていくのがベターであるのかなと思いました!